既存病棟を緩和ケア病棟としてリノベーションすること、施設全体を耐震化したいという要望から計画が始まりました。
リノベーションは、がんの患者様とご家族が抱えるさまざまなつらさを緩和し、患者様が自分らしく穏やかな毎日が送れるよう、自然を感じられる空間(屋外デッキ、庭園)を盛り込んだ施設として計画しています。又、施設内の動線は、一般の患者様と分けて計画し、プライバシーに配慮しています。
耐震化については、施設の最長スパン部分に間柱を挿入するなど、構造的な安定化を計りました。
施設内容:介護療養病棟44床、緩和ケア病棟21床、家族室2室、浴室3室
- カテゴリー
- 医療福祉施設
- 発注者
- 医療法人社団 三思会
- 所在地
- みどり市
- 構造規模
- S-3/B1
- 延べ面積
- 2,756平方メートル
- 竣工年度
- 2014年度
- Architect-Designer