桐生・みどり地区県立高等学校再編整備計画に基づき、同地区を代表する伝統校である桐生高等学校と桐生女子高等学校を統合し新高校を創立するプロジェクトです。
未来を牽引する「チカラ」を育てる新高校では生徒自らの能動性における探求的学習空間を整備するため、様々な新しい取り組みが実践されました。
アクティブラーニングスペースと呼ばれる空間は、講義室、図書室、学習室を機能的に配し、学内の総合メディアセンターとして整備され、教室前の空間は単なる移動のための廊下ではなく、コミュニティーコモンズと称する新たな交流空間として創出されました。
三層吹き抜けとなる階段ホールは、両校の歴史を見守ってきた既存樹を「融和と飛翔」のシンボルとして制作した壁面レリーフを設置しました。
二つの学校の伝統や特色を継承しながら新たに生まれ変わった学び舎のもと、新生桐生高等学校としての歩みがいま、始まりました。
- カテゴリー
- 文教施設
- 発注者
- 群馬県教育委員会教育長
- 所在地
- 桐生市
- 構造規模
- S-3
- 延べ面積
- 3,133㎡
- 竣工年度
- 2020年度
- 備考
- 群馬県建築設計センター
- Architect-Designer
- Assistant-Engineer
- tamura
- Assistant-Engineer
- arima