コンセプトは、災害に強いこと、消防施設として出動動線の最短化が図れること、地域にアピールできる施設にすることです。そのため、災害時でも消防署としての機能(情報収集、指揮、救助・救援)が確保される構造・設備計画とし、施設内の動線を明確にして、出動、待機、訓練、整備、執務、防災教育等が円滑に行える平面プランとしました。さらに、道の駅:草津運動茶屋公園に隣接する施設であることから、周辺施設のデザインを踏襲しながら公共施設、及び観光地にふさわしい、親しみやすいファサードを構築し、観光地としてもアピールできる施設としました。
地域住民はもちろん、観光に訪れる方々に対しても安心してくつろいでいただけるよう、又、施設内での訓練・活動内容が外部に対してアピールでき、草津を訪れたことで防災意識の向上が図れる施設として、観光地にふさわしい新しい消防署のスタイルを提案しました。
- カテゴリー
- 業務施設
- 発注者
- 吾妻広域町村圏整備組合
- 所在地
- 吾妻郡草津町
- 構造規模
- 庁舎棟S-3、訓練棟S-4
- 延べ面積
- 1,156平方メートル
- 竣工年度
- 2015年度
- Architect-Designer
- Assistant-Engineer
- kaneda
- Structural-Engineer
- nukui
- Eiectrical-Engineer
- arima