中里村恐竜センターは１９８７年に竣工しました。その後、市町村合併を経て神流町へと移行しましたが、今でも町の観光施設としてその役割を担っています。しかし、開館３１年を迎え、施設の老朽化や展示・販売スペースの狭隘化などにより、動線計画を含めた全面的なリニューアルが求められました。そこで、恐竜センターのイメージを一新、「新たな恐竜センターの顔を創ること」をコンセプトに、増床を伴う改修プロジェクトが実行されました。
新施設の顔として、新たに正面玄関が増床され、すべての来館者に対し、ユニバーサルなサービスが行える施設として再編整備されました。施設の核となる展示空間を含め、食事や休憩スペースも充実した新たなる観光拠点として生まれ変わりました。
今後は、展示施設と食事・休憩を兼ね備えた施設として、通年にわたり利用していただける施設となることを期待します。