群馬県を代表する観光名所である吹割の滝の至近に位置する小学校の改築です。
外壁に斜め目地や縦ルーバー、曲線形のベランダを計画し、吹割の滝や片品川の流れを連想させる外観意匠としました。

積雪寒冷地であるため、児童が屋内で過ごす時間が多くなることを想定し、共有スペースの充実を図るとともに、図書室を校舎の中央に配置することで日常から本に親しむ事の出来る計画としました。
また、仕上材に慣れ親しんだ地域の木材をふんだんに利用することで、温もりがあり、居心地の良い屋内空間を目指しました。

地域性を意識した小学校は、町のシンボルとして、町民の心の拠り所になることを期待します。