既存支所の老朽化に伴い、新支所を多目的交流施設として廃校活用されている旧神泉中学校跡地に建設し、既存施設と相互連携することで新たな賑わいの場として街の活性化を図ることを目的としたプロジェクトです。
町民には地元の魅力を再発見し愛着を感じることのできる場として、来町者には神泉の情報を提供し発信した魅力を受け取ることのできる場として、さらに町民と来町者の交流が生まれる施設計画を目指しました。
そこで新支所の外観デザインは地元の名勝である三波石峡の岩が重なるようなフォルムとすることで、地域文化や景観的要素を視覚的に感受することのできるアイコニックなデザインとして完成しました。
新たな街のランドマークとして誕生したこの施設が、過疎化の波を払い地域に愛され続けながら交流文化の拠点として成長していくことを期待します。
- カテゴリー
- 業務施設
- 発注者
- 神川町
- 所在地
- 埼玉県神川町
- 構造規模
- S-1
- 延べ面積
- 859m2
- 竣工年度
- 2023年度
- Architect-Designer